Node-REDのTwitterAPIノードを使って遊ぶ
※注意
今回の記事では、IBM Cloud上のサービスとして展開されているNode-RED Starterを使って作業しています。
Node-REDの導入までは下記の記事をご確認ください。
relativelayout.hatenablog.com
また、IBM Cloudのライトアカウントを取得していることが前提となっております。ご注意ください。
目次
今回やる内容
今回は自分自身がお気に入り登録したツイートの情報を取得できるところまでを行います。かなり簡単なので、記事を見たらすぐできると思います。
Node-REDの簡単な使い方
今回はタイトル通り、Node-REDを使って遊びます。
まずはNode-REDを起動します。
これがNode-REDのメイン画面となります。左側にある四角い箱のようなものをノードといい、このノードを複数つなげたりしてプログラミングを行います。
またNode-REDの特徴として、別のノードへ変数を渡す際、msgと呼ばれるオブジェクトに値を入力します。
Node-REDの使い方としては、以下の流れで行います。
① functionノードにコードを記載
② debugノードをfunctionノードに繋げて内容を出力できるようにする
③ injectノードをfunctionノードに繋げて処理を実行
次の画像には、実行を行うとdebugノードへHello Worldと出力を行うコードを記載しています。
1行目のmsg.payload = "Hello World";
のpayloadと呼ばれるプロパティに出力する値が保存されています。
2行目のreturn msg;
で、次のノードへ値を渡しています。
Node-RED上で今記載したプログラムを実行するためには、実行のためのトリガーと、それに対する出力用のノードが必要となります。
左のタブにあるinjectと記載されたノードとdebugと記載されたノードをドラッグして処理を行えるようにします。
ノードをダブルクリックすることで、設定やノードの表示名称を変更することができます。
適当に編集して以下の画像のようにしました。
実行する際は、右上のデプロイという赤いボタンを押してください。デプロイが成功すると、それぞれのノードの右上に出ている青い丸が消えてプログラムを実行できるようになります。
簡単ですが、以上がNode-REDの使い方です。
TwitterAPIで遊ぶ
ここからが本題です。
Node-RED上で用意されているTwitterAPIを利用して遊んでみます。
左側のスクロールバーをずらすと、Twitterのアイコンが書かれたノードがでてきます。
このノードを利用すると、Twitterの情報を簡単に取得することができます。
Twitterのノードを配置してダブルクリックをすると、以下のような設定項目が出てきます。
TwitterIDで認証している場合、青塗りで隠している箇所に認証したTwitterIDが表示されます。
検索対象というのは、何をトリガーとしてツイッターのデータを取得するかという設定項目です。試しに、自身のイベントを選択します。
デプロイを実行後、Twitterで選択したアカウントでツイートをふぁぼ(お気に入り登録)をしてみます。
ふぁぼした後の実行結果です。お気に入り登録をしたツイートの情報が取得できました。
こんな感じでツイートのデータを簡単に取得できます。これを利用したら、次のようなことができるかも…?
■特定のツイートに反応してリプライを送る
■つぶやかれる内容をトリガーにしてお気に入り登録の実施
今後できるならこういう内容を確認してみるのもありかもしれませんね。